ボラ仲間の活動リポート
各地で続けられている個性的な活動を紹介します。
仲間をさがしたい。活動の幅を広げたい。
あなたを活発にするための活動事例集です。
被災した障害のある人の障害当事者支援
〜仙台・自立生活センターCILたすけっとの物資宅配活動〜
宮城県仙台市で障害のある人の「自立生活」をすすめている障害当事者団体「自立生活センター・CILたすけっと」。東日本大震災の直後から、被災した障害のある人々に物資を届ける活動を続けてきました。
心がけたのは、「一人ひとりのニーズに合うものを届けよう」ということ。
「たすけっと」の皆さんに当時のことを聞きました。
被災地の製品を関西で売ろう!
社会福祉法人相楽福祉会(京都府精華町)
東日本大震災では、障害のある人たちが働く施設が被災して製品を作れなくなっただけではなく、販売所が被災して売る場所がなくなったり、福島県第一原発事故の風評被害によって、製品を作っても売れない、などということが起こりました。
震災後、いち早く被災地に入り、被災した障害のある人や家族、スタッフを元気づけようと、製品を購入して販売する団体の取り組みをご紹介します。
イザ!カエルキャラバン!
〜防災を楽しく学ぶ、防災で地域をむすぶ〜
東日本大震災が発生して以来、防災への意識は高まっていますが、防災訓練をしても、参加者が同じような顔ぶれだったり、若い世代の参加率が低いなどの課題が、各地で聞かれます。そうしたなか、NPO法人プラス・アーツは、若いファミリー層に参加してもらおうと、防災訓練プログラム「イザ!カエルキャラバン!」を企画し、全国で開催しています。
心柱プロジェクト
東日本大震災の被災地では町の復興や人々の生活再建が進められていますが、仮設住宅にも入れない、仕事に就けないなどの問題に直面している人もまだ多くいます。こうした状況を少しでも改善しようと、東京・足立区のNPO“地域の芽生え21”が取り組んでいる活動、“心柱(ここばしら)プロジェクト”を取材しました。
“おもちゃキャラバン”が被災地に笑顔を 〜おもちゃ図書館の被災地支援〜
全国に500近くある「おもちゃ図書館」をご存知ですか?
それらをとりまとめている全国おもちゃ図書館連絡会が被災地で行っているのが“おもちゃキャラバン”。
イベントに参加したり、全国から寄せられたおもちゃを被災地に届けたりして復興を支援しています。
震災直後から続けられているさまざまな活動を取材しました。
若者の自立就労支援
〜にこまる食堂の取り組み・後編〜
不登校やひきこもり、発達障害、家族の問題、貧困など、さまざまな悩みを抱えている若者たちを支援しているにこまる食堂。
就労訓練を受けることで、彼らにどのような変化があったのでしょうか。
社会復帰に向けて動き出している若者たちに話を聞いてみました。
若者の自立就労支援
〜にこまる食堂の取り組み・前編〜
横浜市磯子区に、不登校・ひきこもり・ニートや発達障害・心の病気など、さまざまな理由で生きづらさを感じたり、働くことが困難な若者たちを支援している食堂があります。
カレーやどんぶりなどのランチが250円からという安い値段で食べられる250(にこまる)食堂です。
手話で学べるろう学校を
(NPO)バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター
バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センターは、耳が聞こえない子どもを対象にした“日本手話”による教育に取り組んでいます。
手話教室やろう児の家族の相談窓口を設けるなどの活動を続け、東京都品川区に日本で初めての「手話で学ぶろう学校」を開校しました。
その活動の様子と活動の道のりを取材しました。
みんなで稼いでお金を送ろう
新明塾(京都市)
京都市山科区にある新明塾は、知的障害や身体障害のある人たちの働く作業所です。19歳から53歳までの13人が通っています。
「東日本大震災の被災者のために何かしたい」と、メンバーが作って売った陶芸品や菓子、ビーズ製品などの売上金を義援金として送る活動をはじめました。
新明塾の取り組みを紹介します。
川とまちづくり 〜恵比寿・たこ公園の取り組み(2) コウホネの池をつくる〜
「“伝説の水草”を復活させたい!」
そんな思いで立ち上がったひとりの住人の夢が、たこ公園の片隅に小さな池をつくる計画となって動きはじめました。
童謡『春の小川』のモデルとなったといわれる渋谷川のほとりに、小さな黄色い花が戻ってきました。
たくさんの人や組織の協力を得て、手づくりの池が誕生するまでと、そこからさらに広がる次の夢を見つめました。
被災地に遊びと癒しの空間を 〜リラクリエーション・プロジェクト〜
地震や津波に対する恐怖や不安、環境の変化によるストレスを受けている被災地の子どもたち。
子どもたちの不安を少しでもやわらげ楽しく過ごせるよう、光や音を使った不思議な空間で子どもたちの遊びをサポートし、大人にはリラックスできるよう、ハンドマッサージを行うボランティアの人たちがいます。
被災者に寄り添い、話を聞きながら行うこの活動は、子どもたちだけでなく仮設住宅で一人暮らしをするお年寄りにも喜ばれました。
被災地の“悪臭”に立ち向かう 〜環境・衛生ボランティア〜
被災地に訪れた夏。悪臭がするなど衛生状態の悪化が問題になっています。
被災地からの要請にこたえて、除菌・消臭液を散布する「環境・衛生ボランティア」を派遣している東京・足立区のNPO「地域の芽生え21」。
週末深夜のバスで被災地を訪れ、猛暑の中で活動したボランティア約40名と、それをとりまとめたNPO代表の桑原有広さんに同行取材しました。
川とまちづくり 〜恵比寿・たこ公園の取り組み〜
都会の中の小さな公園を、子どもたちが安全に遊ぶことができ、水や自然と親しめる公園として整備しよう!
近隣の商店街や地元の企業、保育園の子どもたちなど200人が集まって芝生の植え付けを行いました。
タバコや違法駐車などを一掃するために地元の人びとが編み出した思わぬ妙案とは。
童謡『春の小川』のモデルとなったと言われる渋谷川流域が、少しずつ生まれ変わります。
(NPO)難民支援協会
認定(NPO)難民支援協会は、母国の政治的混乱や迫害を避けて日本に逃れてきた難民の生活を支援している団体です。
震災の直後、多くの難民から「被災地に行って支援活動をしたい」という声が寄せられました。
難民支援協会は、その声に答えて難民をボランティアとして被災地に派遣する活動を開始しました。
これまでの活動経験を生かしてできる震災支援をしていこうと、被災地で法律相談や物資の提供なども行っています。
落書き戦隊ケスンジャー
建物の壁や店舗のシャッター、高架下やガードレールなど、さまざまな場所で見かける落書きは、街の景観を損ねるだけでなく、犯罪を呼び起こす影響力があると言われています。
そんな落書きをなくして、自分たちの住む街を守ろうとがんばる高校生たちがいます。“落書き戦隊ケスンジャー”は、川崎市宮前区で落書き消しに取り組む学生によるボランティア団体です。
雪で遊ぼう!“身体に障害のある子の介助ボランティア”(4)
体の不自由な子に雪の中で思いっきり遊んでもらう「親と子の療育キャンプ」。
キャンプ期間中、子どもたちは親元を離れて過ごします。身の回りの介助を行うのは、公募によって集まったボランティアたちの役目です。
野川はあも
草木が伸び放題の荒れた森。地域に住む人たちがボランティアで森を整備をし、保護する活動を始めました。
誕生から7年経つ「野川はあも」の会員は約40人。毎月、下草刈りや落ち葉かき、間伐や倒木の整理、植樹などの作業をしています。
雪で遊ぼう!“身体に障害のある子の介助ボランティア”(3)
体の不自由な子に雪の中で思いっきり遊んでもらう「親と子の療育キャンプ」。
キャンプ期間中、子どもたちは親元を離れて過ごします。身の回りの介助を行うのは、公募によって集まったボランティアたちの役目です。
還暦野球・TAMAシニアタイガース
還暦を過ぎた人たちの健康促進を目的として結成された野球チームがあります。
このチームには、さまざまな病気や障害などを抱えながらも活躍する選手がたくさんいます。仲間と汗を流すことで、身体と心の健康に役立っているようです。
雪で遊ぼう!“身体に障害のある子の介助ボランティア”(2)
「身体の不自由な子どもたちに雪の中で思いっきりあそんでもらいたい!」という思いから始まった“雪と遊ぼう;親と子の療育キャンプ”。今回、ボランティアネットの記者がこのキャンプにボランティアとして参加しました。研修を通じて、身体に障害のある子どもたちへの接し方や、介助の方法を学びます。
(NPO)感声アイモ
「声によって、少しでも感性を育てたい」
障害者の自立や社会参加のきっかけを作る“感声アイモ”の活動を取材しました。
知的障害者の施設や就職支援施設などを訪問し、障害を持つ人たちに発声のしかたや朗読を教えています。
渋谷駅の巨大壁画『明日の神話』のすす払い
深夜の渋谷駅。約20人のボランティアが参加して、駅構内に展示されている壁画の“すす払い”を行いました。
故・岡本太郎が描いたこの壁画がこの場所に設置されてから2年。多くの人にメッセージを投げかけ続けるこの作品は、たくさんの人の手で守られています。
雪で遊ぼう!“身体に障害のある子の介助ボランティア”(1)
“雪と遊ぼう;親との子の療育キャンプ”に参加するのは、身体に障害がある小学生とその保護者。キャンプの期間中は、ボランティアが保護者に代わってスキー場で子どもと一緒に遊んだり、身の回りの介助をします。ボランティアネットの記者がこのキャンプにボランティアの一人として参加し、研修とキャンプの様子を、数回にわたってリポートしていきます。
「世界中を図書館に!」ブッククロッシング
世田谷区の閑静な住宅街にあるギャラリー“世田谷233”は、120個の「ボックス」と、個展ができるスペースなどを貸し出して、作品を展示したり、売ったりすることができるお店です。会社員、学生、アーティストなどさまざまな人々がここを利用しています。
この10坪ほどのギャラリーの一角で、いま、ひそかなブームとなっているのが“ブッククロッシング”と呼ばれる活動です。
たすけっこ運動
青森県に“たすけっこ”とよばれる小さな笛があります。
プラスチックでできた長さ4.5cmのおもちゃのような小さな笛ですが、強く吹くと「ピーッ」と大きい音が鳴ります。
“たすけっこ”は、子どもたちが何か危険に遭遇した時に助けを呼ぶための防犯笛です。青森県の小学校(全小学校か確認中)では入学したばかりの1年生に“命を守る笛”として“たすけっこ”が手渡されます。
渋谷はるのおがわプレーパーク
〜第二部(誕生編)〜
渋谷はるのおがわプレーパーク(通称:はるプレ)は2004年7月17日に開園しました。
同じ東京都でも隣の世田谷区は既に5つ(当時)もプレーパークがあったのに対し、渋谷区にはひとつもなく、『渋谷にも外遊びができる環境を作りたい』と立ち上がった地域住民の声によって“はるプレ”が作られました。
渋谷はるのおがわプレーパーク
〜第一部(活動編)〜
近所に子どもたちが遊べる場所はありますか?
都市化が進む地域では、かつてあった野原や小川も整備されてアスファルトの下に。子どもたちが外で走り回り、自然と触れ合えるような場所は少なくなっています。
(NPO)Check
旅行先で利用できるトイレが見つからなくて困った。みなさんもそんな経験はありませんか?
身体に障害のある人や高齢の人、けがをしている人にとっては、外出でのトイレは深刻な悩みの種です。外出自体をためらうことにもなりかねません。
TOY工房どんぐり
安全で手触りのいい布のおもちゃ。引っ張ったり、投げたり、蹴ったり、結んだり、丸めたり、いろいろな遊び方ができます。遊びを通して全身を動かしたり、手先を細かく動かしたり、運動能力を養うのに役立つそうです。