地域に根ざした福祉活動を展開しているグループが、活動の幅を広げようとするとき、「わかば基金」が応援します。

福祉にとって厳しい時代だからこそ、「わかば基金」は地域に芽吹いた活動を「支援金」の贈呈を通じて、支援していきます。

■申請受け付け終了
※第36回(2024年度)の申請は、2月1日から4月26日まで受け付けました。7月末に支援先が決定しました。
第36回地域福祉を支援する「わかば基金」支援先

基金の概要

支援方法別に2つの部門があります。一歩踏み出すための活動を支援金で応援する「支援金部門」、パソコンやタブレット等の端末購入を支援金で応援する「PC・モバイル端末購入支援部門」。どちらか1つを選んで申請してください。

支援金部門

1グループにつき、最高50万円(20グループほどを支援予定)
国内のある一定の地域に福祉活動の拠点を設け、この支援金で活動の輪を広げたいというグループが対象
例えば…

    • 地域の高齢者や障害者、生活困窮者などの日常生活を支援したり、さまざまなサービスを提供している(在宅か施設かは問いません)
    • 障害者の社会参加や就労の場づくりを促進したり、その活動の支援にあたっている
    • 文化・芸術活動などを通じて、障害や年齢をこえた交流や相互理解をはかっている
    • 福祉情報の提供やネットワークづくりを通して、地域の福祉活動の向上につとめている

PC・モバイル端末購入支援部門

1グループにつき、最高10万円を補助(30グループほどを支援予定)
パソコンを利用して地域で活発な福祉活動に取り組んでおり、台数を増やすことで、より高齢者や障害者に役立ち、活動の充実を図れるグループが対象
例えば…

    • 地域の高齢者や障害当事者、生活困窮者などへのパソコン指導サービス(在宅か施設かは問いません)
    • 障害当事者の社会参加や就労の場づくりの促進、またその活動の支援
    • 要約筆記や字幕、音声や点訳などでの情報保障
    • オンラインでの学習支援や相談事業
    • 福祉情報の提供やネットワークづくりを通しての地域福祉活動の向上

対象にならないグループや、支援対象にならない申請内容

      • 法人格(社会福祉法人や財団法人など)をもっている(ただし、NPO法人は申請可能)
      • わかば基金の申請と同じ内容で、行政や他財団等の助成を受けている。もしくは受ける予定
      • 人件費、謝礼、家賃、交通費、グループ運営などのランニングコストやイベント等開催のための事務経費
      • 設立資金
      • リサイクルパソコンを職員やスタッフなどが行う運営業務や事務処理で利用

支援先団体の選考委員

上野谷 加代子 (同志社大学名誉教授)
加藤 裕二 (社会福祉法人オリーブの樹理事長)
関根 千佳 (株式会社ユーディット会長)
高橋 良太 (社会福祉法人全国社会福祉協議地域福祉部長)
松矢 勝宏 (東京学芸大学名誉教授)
NHK第1制作センター長
NHK厚生文化事業団理事長 (50音順/敬称略)

支援先団体の決定後

支援が決定した団体には、支援金を活用した活動について報告をいただきます。また、活動の様子について放送などの取材に協力していただく場合があります。

関連リンク

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