「さみしい」「消えたい」「死にたい」・・・。そんな思いをしたことがある「センパイ」にお話を聞きました。
公開日:2024年8月22日
副島 淳(そえじま・じゅん) さん(俳優・タレント)
小学4年生のときにいじめに。つらさから自殺の一歩手前まで追い込まれた副島さんは、その頃を「生きているけど死んでいるようだった」と振り返ります。
富田 望生(とみた・みう)さん(俳優)
福島県いわき市出身の富田望生さん。小学5年生のときに東日本大震災が起き、その影響で東京へ避難。友だちから離れ、喪失感・孤独感が消えない日々でした。
風間 暁(かざま・あかつき)さん(文筆家・保護司)
幼少期からの虐待により大人を信じられなくなった風間暁さん。虐待のフラッシュバックから逃れるため、薬物に依存し、過剰摂取によって意識不明に。2児の母となった今、「大人社会」と闘う。
松本 俊彦(まつもと・としひこ)さん(精神科医)
依存症患者を多く診療する松本俊彦さん。若い人の「さみしい」「死にたい」に寄り添います。その『生きづらさ』は、「大人の側に大きな原因がある」と言います。
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長。
診療とともに、薬物乱用や依存症からの回復、自傷行為の減少につながるよう研究を行っている。また、薬物依存や自傷行為の背景を知ってもらうための講演や執筆にも力を入れている。