今回ご紹介するのは、三谷 由芙(みたに・ゆう)さんの作品です。
キュレーターは、福祉実験ユニット・ヘラルボニーの松田 文登さんです。

キュレーターより 《松田 文登さん》

「りんごのブーケ」
三谷 由芙 Yuh Mitani

1988年福岡市生まれ。

日記の隅に描いていたキャラクターの絵が養護学校の先生の目にとまり、スペシャルオリンピックス日本・福岡のカレンダーにイラストが採用された。それがきっかけで絵画の仕事を志し、2006 年からトリエブラヴォに通うようになった。

作品「りんごのブーケ」は、彼女が図書館で借りたリースの写真をまとめた書籍をモチーフに描いたもの。彼女は、りんごが散りばめられ光り輝くリースを見て「りんごのブーケ」と命名したそうだ。
椅子に座り、絵を回しながらキャンバスを埋めていくのが彼女の制作スタイル。数か月の制作時間を経て、この作品が完成した。

色鉛筆画や淡い色の水彩画、鮮やかで太い線のアクリル画も描く、独特の形の捉え方が楽しいアーティストだ。


プロフィール

松田 文登(まつだ・ふみと)

株式会社ヘラルボニー代表取締役副社長。チーフ・オペレーティング・オフィサー。大手ゼネコンで被災地の再建に従事、その後、双子の松田崇弥と共に、へラルボニー設立。自社事業の実行計画及び営業を統括するヘラルボニーのマネージメント担当。岩手在住。双子の兄。日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。日本オープンイノベーション大賞「環境大臣賞」受賞。

 


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