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今回のアーティストは、医療福祉グループの代表・湖山 泰成さんです。
キュレーターは、中谷 日出さん(美術家、アートディレクター)です。

作者紹介……湖山 泰成さん


湖山さんは、自分で作品を作るアーティストではありません。
福祉施設や病院を運営する医療福祉グループの代表をつとめていますが、じつは同時に、アートプロデューサーでもあるのです。

湖山さんは、とにかく文化への造詣が深く、アーティストを応援している人です。
応援するだけではなく、アートをコミュニケーションツールととらえ、施設にも積極的に取り入れています。

例えば、こちらの当別養護老人ホームには、レゴ認定プロビルダー三井淳平さんの作品が飾ってある「レゴミュージアム」が併設されています。

《鳥獣花木図屏風》
Producer(製作者):レゴ®認定プロビルダー三井 淳平

 

《未来の名古屋駅》
Producer(製作者):レゴ®認定プロビルダー三井 淳平

こちらの特別養護老人ホーム「アートフェリス」には、100台以上のプロジェクターが設置されていて、美しい映像が流れています。アートと映像を融合したイベントなども行われます。

「マナーハウス横山台」には、版画作家、志村 博さんのシルクスクリーンの作品が、たくさん飾られています。

湖山さんは、アートのちからを信じています。
グループにあるたくさんある施設に共通して、「開かれた場所にしたい」という願いがあります。閉鎖的な空間になりがちな福祉施設にたくさん人が訪れ、交流するハブのような場所にしていきたいと、アート以外にもさまざまな取り組みが施されています。


ボルダリング設備がある特別養護老人ホーム ケアカレッジ

高齢者の方々にとって、生活のなかにアートがあることは、その場を明るくするだけではありません。福祉従事者との会話が生まれたり、作品に刺激されて、創作活動が始まったり、など、さまざまな化学反応がおきると、湖山さんは言います。
そういった、アートがコミュニケーションに重要な役割を示すということを、本にもまとめられています。

アートは、作る人がいて、楽しむ人がいるとい関係に加えて、それらをつなぐ・支える人の存在がとても重要な世界です。私は、湖山さんをHARTS ARTSプロデューサー※と呼びたいと思います。
超高齢社会を迎えた日本で、湖山さんの試みは、もしかすると、とても重要になってくるのではないかと、私は考えています。
10年、20年先、福祉施設が過ごしやすく、文化的な場所かどうかは、日本全体の幸福度に関わることになるでしょう。ロールモデルを作るプロデューサーとして、湖山さんの動向に注目していきたいと思います。

※ここは、あえて「HEARTS&ARTS」ではなく、「HARTS ARTS」です!


アーティスト プロフィール

湖山医療福祉グループ代表。順天堂大学客員教授、広島経済大学特別客員教授、千葉商科大学特命教授。1955 年東京都生まれ。三井信託銀行勤務を経て、父・聖道氏が院長を務めていた銀座菊地病院役員として経営を再建。その後、湖山医療福祉グループとして全国各地に事業展開。

キュレーター プロフィール

写真:なかや ひで中谷 日出(なかや・ひで)
東京国際工科専門職大学教授、京都大学大学院特任教授。東京芸術大学大学院美術研究科修了。元NHK解説委員でIT、芸術、メディア分野を担当した。大学では「企画発想法」や「コミュニケーションと記号論」などを担当。アイデアのつくり方やイメージの伝え方の最先端を探究することをライフワークとする。ウェブTV「木曜新美術館」を主宰。介護や支援にかかわる人に向けた専門誌のスーパーバイザーも務める。

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