毎年4月2日は、国連が定める「世界自閉症啓発デー」。国内では、4月2日から8日を「発達障害啓発週間」としています。この機会に、NHK HEARTSの発達障害に関わるお役立ちコンテンツをまとめてご紹介します。ぜひご活用ください!

福祉ビデオライブラリー × 発達障害
NHK HEARTSの独自制作ビデオや、NHKで放送された福祉番組を、DVDとして無料貸し出しする「福祉ビデオライブラリー」から、おすすめの3本をご紹介します。(送料のみご負担いただいています)
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「発達障害の子どもたち ~”自立”をめざして~」DVD3巻セット

監修:井上 雅彦さん・阿部 利彦さん

  • 第1巻 就学前の支援
    療育施設における視覚支援と構造化、ABA(応用行動分析)の個別療育、幼稚園のユニバーサル化、親へのペアレント・トレーニングなど、就学前の支援のあり方を紹介。
  • 第2巻 小学校における支援
    通級における指導、学習支援員のポイント、通常学級のユニバーサル化、特別支援学級の指導など、学校における支援方法を解説。
  • 第3巻 我が子と歩んだ20年
    発達障害が広く知られる以前から、我が子と向き合ってきた親の歩みを通じて、子どもとの関わりのヒントを探る。

※2013年度制作のため、「自閉スペクトラム症」などの呼称が一部変わっています。

「大人の自閉症スペクトラム」DVD3巻セット

※2015年度制作・現在は「自閉スペクトラム症」という呼称が広く使われるようになっています。
監修:本田 秀夫さん

  • 第1巻 自閉症スペクトラムの理解と支援
    基本的な知識を解説。特性にいかに気づき、伝えるか。二次障害が顕著な人に対する支援のあり方を考える。
  • 第2巻 就労への道
    就労移行支援事業所の取り組みを通じて、必要な支援を探る。当事者の取材から、安定して働き続けるために企業・支援者・当事者が何をすべきかを考える。
  • 第3巻 様々な現場の課題
    支援者・当事者・家族・専門家が、これからの課題などについて語り合う。

プロフェッショナル 仕事の流儀「あなたらしく、笑顔で生きて ~精神科医・本田秀夫~」

信州大学医学部附属病院の精神科医・本田秀夫さんは、発達障害を専門にする日本屈指のスペシャリストで、乳幼児期から成人期まで長期にわたって診察を続けるという世界的にもまれな臨床経験を持つ。「”普通”とは何か?」「幸せに生きるとは?」そんな根源的な問いを胸に、自信を失った人々の生き方を肯定し、寄り添い続ける。(2019年10月29日放送)

 

 

発達障害フォーラムのダイジェスト記事
学習障害(LD)と英語の学び方
小学校でも教科となった英語。学習障害をはじめ、読み書きに苦手さのある子どもにどのような配慮をすればよいか?「認知機能の特性をまず知ること」「子どもはそれぞれの学び方を持っている」というポイントを大切にしながら、実践的なアドバイスを多くご紹介しています。 >>詳しくはこちら

 

NHK障害福祉賞 × 発達障害
障害のある人や、ともに歩む人の手記のコンクール「NHK障害福祉賞」から、発達障害 がテーマの入選作品を、過去3年にさかのぼり、10作品ご紹介します。当事者や家族の方などが、自らの経験と内なる思いをつづった「言葉」には、明日へと向かう力が秘められています。以下より、各作品の全文がお読みいただけます。
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【第57回入選作品】
毛塚 光沙季さん「ようこそ!私の世界へ」 [PDF版] [HTML版]
自閉スペクトラム症の当事者で、音楽やかわいいものが大好きな女子高校生の毛塚さん。高校生活を実況形式で紹介し、自身が感じてきたことやこれからへの思いをつづる。


白川 由貴さん「姉目線」 [PDF版] [HTML版]
こだわりが強い自閉スペクトラム症の弟と家族の、ある夜の様子を、姉目線でユーモラスに紹介した作品。


西本 功さん「自閉症の長男との伴走―成長と希望の軌跡」 [PDF版] [HTML版]
中学卒業後に就職した自閉症の息子は、周囲の心配をよそに運転免許の取得に挑み見事合格!息子のお陰で自らの使命を見いだし、傲慢さやおごりを脱却できた父親の物語。


【第56回入選作品】
竹内 智香さん「保育士の卵、ワケありにつき ~ちょっとそのカラ破ってみない?~」 [PDF版] [HTML版]
念願の保育士になるために自分の発達障害特性を改善しようと努めるが、保育実習でパニックを起こした竹内さん。特性を生かすことに方向転換し始めた当事者の物語。


桑田 彩那さん「ずっと、つづく」 [PDF版] [HTML版]
特別支援学級に在籍していた発達障害当事者の桑田さんは、高校は全日制普通科へ。”普通”の同級生との違いから、受け入れたつもりの障害を悲観するようになる。障害受容を描いた作品。


寺尾 いずみさん「彼の持つ力を生かす」 [PDF版] [HTML版]
高校の教え子が制作した版画が公募展で入選。卒業後、自閉症がある彼の個別指導を父親から依頼された寺尾さんは、はじめは困惑しながらも、亡き母が記した療育記録や本人の強い創作意欲に支えられて、制作のサポートにあたっていく。


西村 彩香さん「伝えたいことがありすぎて」 [PDF版] [HTML版]
発達障害と診断された息子と、希少難病が見つかった娘。困難を極める子育てと向き合いながら、子どもが地域で育っていけるように奔走する母親の物語。


【第55回入選作品】
小林 順子さん「有難う」 [PDF版] [HTML版]
重度知的障害を伴う自閉症の息子が、初めてのお給料でお世話になった人にプレゼントを贈ることに。息子の誇らしげな姿こそが、自分にとっては最高のプレゼントだと感謝する母親の物語。


山田 永菜さん「一ねんせいはたいへんです」 [PDF版] [HTML版]
自閉スペクトラム症の永菜さんは、大きな音や匂いが苦手で、話したい言葉がでてこなかったり先生の話がわからなかったり。泣きたくなることもあるけれど、できないことを知ってもらえるように頑張る、とつづる7歳の物語。


山田 結心さん「私だから出来る事 私しか伝えられない事 妹と私の共存4年目」 [PDF版] [HTML版]
山田 永菜さんのお姉さん。発達障害のある妹を思いやる”天使”の私と、イライラしてしまう”悪魔”の私。揺れながらも、自分が妹に何ができるだろう?と将来を考え始めた11歳の物語。


植村 ゆかりさん「あの日から・・・・・」 [PDF版] [HTML版]
夫を亡くし、頼れる人もいない土地で、自閉症の息子を育てはじめた植村さん。「この子らを世の光に」という先人の言葉を頼りに、本人が人生の主役となるべく、作業所を立ち上げて24年間奔走してきた。

 

HEARTS & ARTS × 発達障害
福祉とアート、その関係性にキュレーター視点でスポットを当てる「HEARTS & ARTS」。自閉スペクトラム症の当事者で、三重県松阪市にある「まつさかチャレンジドプレイス希望の園」で活動する岡部 志士さんの作品を紹介します。
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