60周年を機に、新しいハトが誕生しました!NHK厚生文化事業団のシンボルマークです。このハトがみなさまとの間を行き来して、たくさんのハートが生まれますように・・・。

60周年を機に「新しいシンボルマークを生み出すためのブレストに参加してください」と、事業団はあるチームに話を持ち掛けました。その相手は、NHKのテレビ美術を中心に、コンテンツに彩りをそえ番組コンセプトを際立たせるプロ集団「株式会社NHKアート」。その分室が入るビルの奥の奥にある「デジタルブランディング」チームです。2019年12月。まだ、コロナ禍も影もない、<普通の日常>のあったころでした。そこから、事業団はNHKアートさんから質問攻めに合います。

「これまでの59年の歩みをどう評価する?」
「60周年を機に、どんな事業団にしたいのか?」
「有意義なことを手広くやっているようではあるが、それを伝えることもきちんとやっているのか?」
「ホームページの更新頻度は?」
「ホームページ訪問者の傾向分析は?」
「SNSの活用は?」

・・・半年間、オンライン会議での厳しいやりとりを繰り返しながら、「やりたいこと」「やってないこと」「やるべきこと」を整理していく作業が続きました。
シンボルマークづくりは、単なるデザインの変更ではなく、理念の明確化が不可欠。さらに、今の世の中では、そこにデジタルの力をどう武器にしていくか、という戦術立案も欠かせないのだそうです。それが明確にならないと、デザイナーはデザイン作業に入れないし、ブランディングも形だけのものになりかねない、ということを繰り返し言われる日々でした。
実は、NHKアートさんはこれまでにも、組織のブランディング立案に関わってきた経験があり、また、番組や番組のホームページの見やすさをデザインの力で向上させてクオリティーを上げる「デザイン×デジタル」の仕事を日々こなしているので、この手のノウハウは蓄積されているのです。

緊急事態宣言が解除されたころ。事業団の未来戦略が固まりました。それは、特別なことではなく、一言でいえば「基本に立ち戻る」ということ。
「みなさまとの<共感>がより多く生まれるよう、しっかりと情報発信していく。コロナ禍の今だからこそ、誰もが守られ安心できる‘共生社会’を実現するために、声なき声を聴き、最前線の専門家の知恵を集め、共生社会実現への道筋を探っていく。」
この理念のもと、オンラインフォーラムやメルマガをスタート。さらに、デジタル化を進めることで、より便利なサービスを全国のみなさまにお届けできるよう「デジタルブランディング」を進めていきます。

プロジェクトのスーパーバイザーとして参加していただいている中谷日出さん。元NHK解説委員であり、現在は大学で「ブランディング」や「映像デザイン」についての教鞭をとるかたわら、グッドデザイン賞の審査員もされるクリエイターの中谷さんは、シンボルマークのデザインにかけた思いを、こう語りました。

平和の象徴とされ、また、情報を伝える使命を持ったハトが、
ハートを両翼に携え、人々のくらしに福祉の情報とやさしい心、
思いやる心を伝えます。私たちのハトがその仕事を達成すると、
みなさまとつながる心<共感:ハーツ>が生まれます。

デジタルブランディングは、まだ始まったばかり。こうした取り組みを続けていくことで、日本の福祉について思いを巡らす多くの人々に<共感=ハート>が届き、また、みなさまからも<共感=ハート>をいただけるようになりますように・・・。この新しいハトとともに、NHKグループの社会貢献達成に努めてまいります。

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