「どうしたらいいの?生活保護~当事者の声から考えてみよう~」ハートカフェ@渋谷【開催しました】
公開日:2018年2月16日
2018年3月6日(火曜日)に、ハートカフェ@渋谷「どうしたらいいの?生活保護~当事者の声から考えてみよう~」を開催します。
生活保護の受給世帯は164万世帯、およそ212万4千人(厚生労働省 2017年11月分概数)。いま、その生活保護のあり方が大きな議論になっています。
昨年12月、厚生労働省が食費や光熱費などの生活基盤を支える「生活扶助」や「母子加算」などを2018年10月から減額することを発表。受給世帯や支援者からは驚きと怒り、抗議の声が上げられています。
その一方で、生活保護への世間の目は厳しいものがあります。生活保護世帯がメディアで取り上げられると、「働かないくせにスマホをもって、外食もして、ぜいたくだ」といった非難が多数寄せられます。減額は当然といった声もあります。これはどうしてでしょうか。
そこでハートカフェでは、生活保護について皆さんが疑問に思っていることや分からないことなどを、利用者や支援者、研究者に直接聞きながら、生活保護について考える機会にしたいと考えました。
皆さんの疑問や質問に応えながら、様々な方々の意見を交えて、なぜ生活保護は理解されないのか、どうすれば理解されるのか、むしろ生活保護を超えた支援があるのか、あるとすればどんな方法が考えられるのかなどを、「自分らしく生きる」というキーワードから話し合えたらと考えています。
参加ご希望の方は、下記「申し込み」の応募フォームからお申し込みください。
皆さまからのご参加をお待ちしております。
日時
2018年3月6日(火曜日) 18時30分から21時(開場:18時15分)
会場
渋谷ヒカリエ11階 HikarieカンファレンスRoomC(渋谷区渋谷2-21-1/渋谷駅直結)
※別ウィンドウが開きます
プログラム
第1部「どんな生活? 受給者のほんとうの暮らし」
生活保護を利用している方や利用していた方からお話いただきます
第2部「生活保護エトセトラ~皆さんの疑問・質問に答えます~」
1.話題提供①「自立=“自分らしく暮らす”を支える生活保護」
布川日佐史さん(法政大学現代福祉学部教授/元厚生労働省生活保護制度の在り方に関する専門委員会委員)
2.話題提供②「自立を支える-支援の現場から-」
藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)
3.第1部でお話いただいた皆さんと布川さん、藤田さん、参加者の皆さんとのディスカッション・質疑応答
申し込み
入場無料/事前にお申し込みください(定員40人、先着順)
定員に達したため、締め切りました。
問い合わせ
NHK厚生文化事業団
電話 03-3476-5955(平日午前10時~午後6時)