2014年5月22日
ハートカフェ@渋谷「当事者が語る、大人の発達障害」第3回 開催しました
「当事者が語る、大人の発達障害」を月テーマにした、ハートカフェ@渋谷の3回目を5月22日、渋谷区勤労福祉会館で実施しました。今回の講師は、花咲 密さん(アスペルガー症候群・高機能自閉症の女性の会 カモミール代表、自閉症スペクトラム障害)。「アスパーガールズの告白〜“自分らしさ”と“社会適応”の狭間で〜」について、お話しいただきました。
花咲さんは、幼児期から聴覚過敏があったり、他の子に比べ、できないことが多い子でしたが、両親は「大人になったらできるだろう」とわりとのんびり育ててられたといいます。ただそれは「恵まれていた」方で、特に女の子の場合、「女の子らしくしないといけない」という固定観念から抜け出せない親も多く、女性特有の困難さを話しました。
また、よき理解者、支援者に出会うことが大事で、それは必ずしも専門家ではなく、アパートの大家さんだったり、配偶者だったりと、すぐそばにいることもあると話しました。
参加者からは「当事者の方の話をデフォルメされていないかたちでおききすることができてよかった」「今日のようなライブでしか聞けない貴重なお話でした」といった感想が寄せられました。