2009年2月 7日
歌にあわせてフィットネス! 岡山県・矢掛町で公開収録
全国各地を訪ね、健康長寿や介護予防のために家庭で手軽にできる運動や健康法などをお伝えしている『福祉ネットワーク 公開すこやか長寿』。2月7日(土曜日)、岡山県・矢掛町のやかげ文化センターで、番組の公開収録と、ゲストの山田 邦子さんの講演会をおこない、630人をこえるみなさんにご参加いただきました。
第1部 公開収録「歌って踊って体力づくり」
公開収録の講師は、東京大学名誉教授で日本フィットネス協会会長の宮下 充正さんです。
はじめに宮下さんが、若い頃から耳になじんだ歌に合わせてからだを動かすことについて、高齢者でも覚えやすく、楽しみながら続けることができるため、体力保持や基礎体力の増進につながると、そのメリットを説明しました。
それを受けてインストラクターの池田 美知子さんが、3曲の歌に合わせたフィットネスダンスを指導しました。
- 1曲目「手のひらを太陽に」では、ウオーミングアップも兼ね、いろいろな部位の筋肉を使って全身の血流を良くする動き
- 2曲目、美空ひばりさんの「素敵なランデブー」では、前後左右の動きにさまざまなステップやウオーキングを加え、心肺機能の向上と、転倒予防のためのバランス力をアップさせる動き
- 3曲目も同じく美空ひばりさんの「お祭りマンボ」で、からだ全体をエネルギッシュに動かし持久力を向上させる動き
ステージに上がった8人の地元の高齢者、ゲストの山田 邦子さんをはじめ、客席いっぱいにつめかけた地元のみなさんも、音楽に合わせてなつかしい歌を口ずさみながら、思い思いのペースでからだを動かしていました。会場全体が一つになっての楽しい収録となりました。
第2部 講演「ワッハッハでいこう」 --山田 邦子さん--
休憩をはさんで、第2部はタレントの山田 邦子さんの講演です。
デビューから20年以上にわたって、バラエティ番組や司会、歌など、つねに第一線で活躍し続ける邦子さん。おととし乳ガンの摘出手術を受けた経験をもとに、ガンを早期発見することの大切さや、ガンになっても治療をして元気に生きていけること、ガンと闘う人たちをはげまそうと去年なかまと結成した「スター合唱団」のことなどを紹介。さらに、結婚生活や、義理の両親とのエピソードなどもまじえながら、どんな時も人生を楽しみながらせいいっぱい生きることの大切さ、すばらしさを、持ち前の話術とパフォーマンスたっぷりに披露。会場中が大きな笑いにあふれました。
来年度の『すこやか長寿』について
来年度も、各地で『公開すこやか長寿』を実施します。くわしい予定については、近いうちにこちらのホームページでもお伝えします。