2008年7月 4日
ホスピスで津軽三味線の演奏会
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NHK厚生文化事業団中部支局は7月4日、名古屋市熱田区の協立総合病院の緩和ケア病棟(ホスピス)で津軽三味線の演奏会を開きました。
涙を流す人も
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この演奏会には、入院している患者さん14人をはじめ、ご家族や看護師など40人ほどが集まり、全国で活躍している三味線奏者・松田 隆行さんの津軽三味線の演奏と民謡を堪能しました。
ベッドに寝たまま聞き入る人や民謡を一緒に口ずさむ人、演奏に感動し涙を流す人もいました。一時間ほどの演奏が終わると、松田さんは患者さん一人一人と握手をしながらやさしく語りかけていました。
6か所を訪問
中部支局では今年度、このような津軽三味線の演奏会を、中部地方のホスピスなど6か所で実施します。次回は9月12日(金曜日)、名古屋赤十字病院を訪問する予定です。