第51回「NHK障害福祉賞」の入選作品が決まりました
公開日:2016年11月1日
障害のある人自身の貴重な体験記録や、障害児・者の教育や福祉の分野でのすぐれた実践記録などに対して贈る「NHK障害福祉賞」は、昭和41年度創設以来、今年で51回目を迎えました。
今回は383編の応募があり、以下の通り入選者を決定しました。なお、最優秀、優秀、矢野賞の各作品はPDFとhtmlで、佳作はhtmlでご覧いただけます。
最優秀
「ヘン子の手紙」 (伊藤 議代、39歳、兵庫県在住、うつ病・発達障害、第1部門)
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周りとちょっと違う様子に“ヘンな子”と言われていた幼少期。自分でも違和感を抱いたまま進学・就職し、そこで挫折を味わう。わかってもらいたいと周囲に宛てた手紙の返信を自分で書くうちに、自分の本当の気持ちに気づく。
優秀(第1部門)
「チャレンジ。」 (佐々木 良子、45歳、東京都在住、事故による肢体不自由)
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「ふつうにふつうの服を着るよろこび」 (田中 愛美、25歳、京都府在住、発達障害)
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優秀(第2部門)
「僕達が障害児の親として成長すること」 (佐藤 康裕、54歳、東京都在住、長男が知的障害・自閉症)
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「今を大切に」 (渡邊 勝子、59歳、福島県在住、長男が脳血管障害による高次脳機能障害・肢体不自由)
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佳作
「脳梗塞、失語症の社会復帰」 (郡司 真弓、33歳、茨城県在住、脳血管障害による音声・言語障害、第1部門)
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「自由なこころで」 (山崎 嘉通、63歳、鳥取県在住、脳性まひ、第1部門)
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「そばにいるね」 (植田 悠郁、25歳、鳥取県在住、弟が知的障害、第2部門)
[html版]
「触って学ぶ鳥類学」 (内山 春雄、66歳、千葉県在住、視覚障害のある生徒、第2部門)
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矢野賞(長年にわたる体験・実践記録を対象に贈る賞)
「ともに生きていく」 (渡辺 和子、65歳、大阪府在住、長女が知的障害・双極性障害、第2部門)
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入選作品集
入選した10作品を収めた入選作品集をお分けしています。ご希望の方は、こちらのページをご覧ください。
選考委員
北岡 賢剛 | (社会福祉法人グロー 理事長) |
鈴木 ひとみ | (ユニバーサルデザイン啓発講師) |
玉井 邦夫 | (大正大学 教授) |
柳田 邦男 | (ノンフィクション作家) |
NHK制作局長 | |
NHK厚生文化事業団理事長 (50音順/敬称略) |