2013年5月 5日
「渋谷DEどーも2013」、ご来場ありがとうございました!
5月3日から5日、NHK放送センターで「渋谷DEどーも2013」が開催されました。
幅広い世代のみなさまにNHKに親しんでもらうための催しで、事業団もその活動を知ってもらおうと今回初めて出展しました。
福祉×スイーツで来場者にPR
今回の出展では、来場者のみなさんに気軽に立ち寄っていただけるよう、「福祉×スイーツ」と題して障害者施設で作られた製品の販売を行いました。
無添加で丁寧に作られた「のぞみ園(世田谷)」のパウンドケーキは、子どものおやつに買い求めるお母さんが多く見られました。「はあと・ふる・えりあ(調布)」が移動販売車で販売する「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターをかたどった「妖怪焼き」は、子どもより大人の注目を集めていました。
また、日本セルプセンターの協力により、東日本大震災の被災地にある福祉施設の製品も販売しました。
一番人気は、見た目がキュートな「パンダBOX」。仙台市内の障害者施設が共同で開発・製造したものです。このほかに、被災地で使えなくなった電線で作ったキーホルダーや、津波で全壊した施設が再建の感謝の気持ちを込めて作ったポストカードなど多数の製品が並びました。それぞれの製品の成り立ちの説明を聞いて、お土産に買っていく人が多かったようです。
ところで、NHK厚生文化事業団をご存知ですか?
今回の出展の目的は、「多くの方に事業団を知ってもらうこと」。
ブース内には、福祉フォーラムやチャリティーイベントなど事業団の主な事業のパネルを掲出してPRしました。
また、事業団の活動をどのくらいの人が知っているのか把握するため、ブースにお立ち寄りいただいた方々にアンケートにご協力をいただきました。
最も知られていたのは「東日本大震災の義援金受付」、次いで「NHKハート展」や「NHK福祉大相撲」が挙がりました。来場者の多くが若いファミリー層だったこともありますが、「NHK銀の雫文芸賞」や「NHK障害福祉賞」などは認知度が低いようです。
私どもの事業を「すべて知らない」と答えた方が想像していたより少なかったことにホッとしつつ、ご回答くださった方々の関心が高い分野の事業をより充実させていくよう努めたいと考えています。
ブースにお立ち寄りくださったすべての方々に感謝いたします。