2006年12月 1日
第41回「NHK障害福祉賞」贈呈式を行いました
障害のある人や、障害のある人とともに歩んでいる人から体験記録を募集する「NHK障害福祉賞」の贈呈式を12月1日、東京・渋谷のNHK放送センター内会議室で行いました。
最優秀の横田さんら5人が出席
今年度、最優秀、優秀、矢野賞に選ばれた5人と、選考委員やNHK厚生文化事業団などの関係者合わせて約40人が出席し、受賞を祝いました。
選考委員を務める江草安彦さん(社会福祉法人「旭川荘」理事長)が「毎年、すばらしい作品を読ませていただいているが、今年は特に素晴らしかった」と講評されました。
横田さん「望外の幸せ」
401編の応募作品の中から最優秀を獲得したのは、障害のある4人との同居生活を描いた横田真司さんの作品「いとしい日々」。受賞者代表のあいさつで、横田さんは「10年間の生活寮での体験を何らかの形で表現したいと思っていたので、いい機会でした。それがこんなに高い評価を得て望外の幸せです」と喜びをかみしめていました。
横田さんは、健常者と障害者との関係は、援助する側とされる側という関係ではなく、お互いに助け合う関係であるということを、この作品で訴えたかったといいます。
入選作品集を発行
今年度の入選作品12編を収めた入選作品集を発行しています。詳しくは、こちらのページをご覧ください。