維持会員のみなさま。メルマガ「ハーツ・レター」編集部です。元プロ野球選手、監督で、NHK解説者としても活躍された大島康徳さんが大腸がんのため、先月30日に70歳で亡くなられました。大島さんは、NEP制作・主催でNHK HEARTSも主催として関わっている6月27日開催のフォーラム「がんと生きる」に出演予定でした。「がんになっても人生フルスイング」というタイトルで 町永俊雄さんと対談することになっていましたが、実現には至りませんでした。町永さんによると「本人も対談をことのほか楽しみにされていた」とのこと。当日も、当事者として「一言でも皆さんに語りたい」という気持ちを口にされていたといいます。本番では、妻の奈保美さんが大島さんの言葉を伝えてくださいました。
7月5日に更新された大島さんのブログの一節をご紹介します。
「楽しいこと やりたいことは 片っ端からやってきた。楽しかったなぁ…
これ以上何を望む?もう何もないよ。幸せな人生だった 命には必ず終わりがある
自分にもいつかその時は訪れる その時が俺の寿命 それが俺に与えられた運命
病気に負けたんじゃない 俺の寿命を生ききったということだ その時が来るまで
俺はいつも通りに普通に生きて 自分の人生を、命を しっかり生ききるよ」
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