みなさま!メルマガ「ハーツ・レター」編集部です。
24日にEテレで放送された特集番組「文字の獲得は光の獲得でした~作家 柳田邦男が読む いのちの手記~」では、わたしたちハーツ・レター編集部のメンバーも、柳田さんが選考委員をするNHK障害福祉賞のデータや資料の提供など、取材協力を続けてきました。柳田さんは御年84歳ながらち密な取材を続け、明け方まで執筆活動をされる大作家。その傍ら、学校で子どもたちに読み聞かせをしたり、航空会社の危機管理に助言をしたりと大変お忙しい毎日を送っています。もちろん言うまでもなく、60年前に記者として入局した大先輩でもあります。その柳田さんとの打ち合わせは10数回に及びましたが、こちら側の取材や資料の準備が甘いときは「あぁ、見透かされるだろうな」とヒヤヒヤで、緊張の日々でした。(実際に怒られることは無かったですが、会話に「間」があったりするとビビりました。)「文章に書くということは、自分を見つめ直すこと。しかもそれを客観化すること。今まで心の中で混沌としていたものを外に出して客観化するということは、自分を自分が見つめること。」とは柳田さんへのインタビューでの言葉。今回の取材で人間理解・自己理解の様々な視点を教わりました。制作局の番組担当PDさんによる大先輩へのインタビューはNHKの福祉情報総合サイト「ハートネット」に掲載されています。ぜひご一読ください。
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