鹿本学園 × 渋谷本町学園

試合概要

グループBの第1試合。東京都立鹿本学園と渋谷区立渋谷本町学園の対戦です。

鹿本学園は障害がある児童生徒が通う特別支援学校です。全員6年生の4人チーム。学校での練習では、学校の他の仲間達も練習相手になって4人をサポートしてくれました。

対する渋谷本町学園は、校内の選考会で選ばれた上位6人の精鋭たち。週6日、みっちり練習をやってきました。

【第1エンド】

鹿本学園キャプテンが、ジャックボールの近くにボールを寄せます。

渋谷本町学園は、さらにジャックに寄せる、いいショットを出しました。

鹿本学園のターンになり、3番ボックスでランプ(ボールを転がす道具)での投球を用意します。

ランプを使う選手には、ランプオペレーターというサポートする方がつきます。このオペレーターはコートの方を見ることはできません。

※今回は特別ルールで方向指示をチームメイトがサポートし、ランプ選手がボールを転がします。

いろんな人の力を合わせて戦っていくのも、ボッチャの大きな魅力です。

ランプでの投球は、コースは良かったですが、少し弱めとなりました。

鹿本学園は得点圏内にボールを寄せることができず、第1エンド終了。

渋谷本町学園がまず1点を取りました。

【第2エンド】

鹿本学園は、選手交代で車いすの選手が3番ボックスに入ります。自分の手でボールを投げることができる選手です。

距離感が良く、ジャックボールに近づけます。

鹿本学園は全球投げ終わりましたが、相手の邪魔になる場所にボールを置くことができませんでした。

渋谷本町学園は空いているコースを確認し、追加点を取ります。

このエンドは渋谷本町学園が2点取り、合計3対0。渋谷本町学園がまず1勝を挙げました。