一歩前へ!会社と社員の社会貢献
会社の社会貢献・5つのツボ
これから社会貢献活動に取り組もうとしている企業のために、心がけたい「原則」をまとめてみました。まずはこの5つを基本として、始めてみましょう。 監修は、東京ボランティア・市民活動センターです。
あらゆる可能性に着目しましょう!
社会貢献活動を始めるとき、最初から大きな目標を掲げ、大々的に活動する必要はありません。大切なのは、社会にあるさまざまな課題やニーズを探り、現場の声に耳を傾け、小さなことでもよいので、社会貢献活動につながる可能性を見つけだすことです。
あらゆるリソースを活用しましょう!
社会貢献活動に自社の持つ資金や商品、技術、人員などのリソース(資源)を生かすことはもちろん、社外にあるリソースも活用したいところです。地域のボランティアセンターやNPOセンターなどから得られる情報もうまく活用するとよいでしょう。
あらゆる人の理解と協力を得ましょう!
社会貢献活動に参加できるのは、自社の社員と、パートナーであるNPO団体のスタッフだけとは限りません。活動をより活性化し充実させるために、社員の家族や地域の人々などの協力を得るのもよいですし、役員や元気な新人にも力を発揮してもらわない手はありません。
あらゆる良い変化を評価しましょう!
社会貢献活動を振り返り評価するとき、その成果はすぐにわかりやすい数字で表れるものばかりではありません。支援の対象者や団体、社会に与えた影響、会社組織や参加した社員の成長など、さまざまな変化を見逃さずに評価していくことを心がけましょう。
あらゆる関係者と目標を明確にし、共有しましょう!
「誰のために何をするのか」という社会貢献活動の『ミッション(使命)』と、目指すべき活動の『ゴール(最終目標)』を明確にしておきましょう。そして参加者がそれらを共有し、活動の意義を理解することは、その活動に積極的に取り組もうとする大きな力となっていきます。