「インドネシアにスクールバスを届けよう！」と、“有限会社ビーファイントゥモロー”（東京都新宿区）が２００９年から活動を続けてきた“デニムバカ・プロジェクト”の第１号スクールバスが、インドネシアのＮＧＯ“ＹＰＡＣ”に贈呈されました。

「ガソリンスタンドはまちのエコロジーステーション」を合い言葉に、資源ゴミの分別回収や、古い天ぷら油を再利用したバイオディーゼル燃料を精製・販売を行うガソリンスタンドが滋賀県にあります。
地域貢献が事業の売り上げアップにも繋がっているその仕組みを取材しました。

企業などの組織でも法人用のクレジットカードを利用するところが増えてきました。
カードを利用したときに発生する“ポイント”を自動的に積み立てて福祉施設に助成できる仕組みが、京都府社会福祉協議会が中心となって企画・運営している“きょうとハート基金”です。

障子やふすま、網戸が破れてしまったり、流しやトイレの水漏れが起きてしまった時、どうしますか？
そんな「住まいの困ったこと」を自分たちで解決し、快適な生活を送ることができるようにと『住まいの修繕学校』を開いているのが、横浜市のNPO 住まいの学習館です。

一本一本に手書きで絵を描いた“一点もの”のデニム商品を販売し、その収益の一部でインドネシアにスクールバスを送ろう。
少しずつ動き出したプロジェクトに、次々にアーティストが集まってきました。最初は「社会貢献なんてうさんくさい」と思っていたのが、いつしか「今できる活動をしていこう」に。
その活動がどんどん広がっていきます。

「サラリーマン層にボランティアへの参加を呼びかけよう！」
さわやか福祉財団（東京都港区）が１年４か月にわたり山手線を一周して続けてきた“名刺両面大作戦”の駅頭キャンペーンが終了し、先日その感謝会が開催されました。

東京・恵比寿で靴やかばんの修理を手がけるお店。サイズが合わなくなったりして履かなくなったスニーカーをお客さんから引き取り、洗浄して、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市の小学校の子どもたちに送る支援活動をしています。
小さな店舗でありながら、これまで２３００足以上の靴を送る活動を支えたのは、スタッフ全員の思いや努力、そして多くの人の協力でした。

被災地で必要とされる物を、必要なだけ送り届ける。これまで大災害のたびに繰り返し課題となってきたことをネットワークで解決。物資のニーズに的確に対応する“マッチングサイト”が活躍しています。
ふとした思いつきからそうしたサイトを立ち上げた小さな会社の取り組みを紹介します。

オフィス用品を販売しながら、十年にわたってカンボジアの子どもたちを支援。また点字用紙をリサイクルしたお土産品を開発して、障害者の就労支援をするなど、多方面にわたる活動を展開しているのは社員６人の小さな会社。
「中小企業だからこそできることがある」と、さらに幅広い貢献に取り組んでいます。

栃木市にある油伝味噌株式会社は、江戸時代から２３０年続く老舗のみそ屋さんです。
栃木市は、かつて京都から日光東照宮に向かう使者が通った宿場町でした。また川を利用した舟運により、商都としても古くから栄えてきました。油伝味噌はこうした伝統のある街の景観と文化を守る活動に取り組んでいます。

“モノづくり”の楽しさと感動を伝えたい・・・そんな思いから、子どもたちに建設業の体験を提供しています。
横浜建設業青年会は、横浜市で建設業、土木業を営む20歳から40歳までの経営者を中心とする集いです。メンバーは現在45人。将来の建設業を担う人材を育てようと、2004年から「次世代育成事業」を始めました。

AIRジャパンは、株式会社損害保険ジャパンの代理店をしている自動車整備工場の会員からなる団体です。ここで力を入れている社会貢献活動の一つが「車いす整備清掃活動」です。何か地域に貢献する活動をしたいと、AIRジャパンの支部が15年前に始めました。現在は、全国64支部のうち15カ所で年に1回実施しています。

高知を含む四国４県では、八十八か所の札所寺院を歩いて巡る「遍路（へんろ）」が昔から盛んで、高知県内を中心に土木・建築・舗装・造園など総合建設業を展開するミタニ建設工業では、札所をめぐる人々のためにトイレを開放しています。
その他にも、町の清掃活動や防犯パトロールなどさまざまな地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。

ＵＢＳ証券会社の社会貢献活動のテーマは“教育を通じたエンパワメント”と“より強い地域社会づくり”。
活動の中心を担っているのは、社会貢献活動を統括する部署であるコミュニティーアフェアーズと、社内のさまざまな部署から集まったメンバー約２０人です。

昭和３７年に創業、神奈川県横浜市に３つの店舗を構える中村眼鏡店では、壊れたり、度が合わなくなり不要になった眼鏡を使った社会貢献活動をしています。
集まった眼鏡はひとつひとつフレームを直し、新しいレンズを入れ替えて老眼鏡にリニューアル。年に一度タイを訪問して眼鏡が不足している地域の方々に寄贈しています。