認知症とともに生きるまち大賞

第5回 本賞受賞 ( 2 0 21 年度)

認知症になっても安心して暮らせる地域をめざして

大分県認知症ピアサポーター事業

大分・豊後大野市

 

活動内容と受賞のポイント

活動内容

認知症当事者だからこそできることがある。その一つが「ピアサポーター」。戸上守さんは認知症と診断されて、はじめはほとんど引きこもり状態だったが、若年認知症の人が集うデイサービスと出会い、仕事をしたり、多くの仲間を得たことで前向きになれた。
それをきっかけに戸上さんら当事者たちは、県や施設と連携しながら、認知症のある人へのピアサポート活動を行い、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりをめざしている

事務局| なでしこガーデン デイサービス
活動開始年度|2019年度
主な活動地域|大分県

受賞のポイント

農作業、本人ミーティング、運送の仕事…。大分県の認知症希望大使になった戸上守さんの活動は、デイサービスや地域の人の様々な取り組みを活性化している。
戸上さんと出会うことで大分県の認知症施策の充実につなげようとしている。
認知症希望大使の取り組みを広く紹介し、地域に大きな変化を促すひとりの認知症当事者の熱い思いを応援したい。

ご質問・メッセージ

団体へのご質問があれば、メッセージをお寄せください! 仲間どうしを結び付けたり、お悩みのヒントが見つかるに手助けしたり、日本中が「認知症バリアフリーなまち」になるよう、お手伝いします!

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