認知症とともに生きるまち大賞

本賞

当事者を中心に地域での社会参加の場を提供

チームFCいわくら

京都市

活動内容と受賞のポイント

活動内容

認知症当事者の鈴木貴美江さんを中心に、農園・カフェ・作業工房・キッチンなど地域での社会参加の場を提供する取り組み。週1度の農園の活動には障害のある人や大学生なども参加し、農園で採れた野菜を使って地域の子どもたちと一緒に食事をする収穫祭を、年4回ほど開催している。

活動開始年度|2020年度
主な活動地域|京都市左京区岩倉

受賞のポイント

これはひとりの認知症を生きる人の思いと取り組みから発展したまちづくり活動である。ここでの取り組みは、「認知症の人のため」を超えて、チームとして互いの交流から自然に認知症への正しい理解と知識を学ぶことに繋がり、今では認知症を生きる人も、そうでない人もそれぞれが役割を持ち活動する場となっている。ひとりの認知症を生きる人の声に耳を傾け、思いを受け止めることで、地域の様々な活動がつながり、馴染みの地域の活性化につながったところが受賞にふさわしいものである。

番組での紹介

この活動はNHKの福祉番組「ハートネットTV」で紹介されました。

2024年2月19日放送:認知症バリアフリーのまち大集合!2024


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