認知症とともに生きるまち大賞

第6回 本賞受賞 ( 2022 年度)

町民すべてが生涯現役をめざす

藤里町社会福祉協議会「プラチナバンク事業」

秋田・藤里町

http://fujisato-shakyo.jp/

 

活動内容と受賞のポイント

活動内容

藤里町で暮らす人々が高齢者になっても、認知症になっても、障害があっても、自分らしく、楽しく生涯現役をめざせる取り組み。人口3,000人の町で、約400人がプラチナバンクに登録している。町内の公共施設や町の特産品づくりなど様々な仕事の依頼を受け、自分の趣味や特技を活かしながら、生活スタイルや個々の希望に合わせて、誰でも参加できるような仕組みとなっている。

事務局|藤里町社会福祉協議会
活動開始年度|2015年度
主な活動地域|藤里町全域

受賞のポイント

「安心の地域社会」の極めて具体的な取り組み。藤里町では、誰もが生涯現役を目指す「プラチナバンク事業」というユニークな事業が既に定着している。これはこれまでの福祉の常識を覆した。高齢者や障害者を「支援を受ける人」として見るのではなく地域の活力とし、福祉事業所内の自立ではなく、地域での自立へとする「まちづくり」の創生である。藤里町は高齢化率48.8% 、当然認知症のある人も多いが、認知症に特化しないことが、地域住民全員がごく自然な形で参加する本来の「認知症とともに生きるまちづくり」を生み出している。

番組での紹介

この活動はNHKの福祉番組「ハートネットTV」で紹介されました。

2023年1月25日放送:認知症バリアフリーのまち大集合!2023 後編

 
※NHK福祉情報サイト「ハートネット」で放送内容をまとめた記事をお読みいただけます。
 記事はこちらから(NHKのサイトに移動します)


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