第4回 本賞受賞 (2020 年度)
認知症になっても自分らしく明るく楽しく暮らしたい
「ヒデ2」とその仲間たち
神奈川 ・ 鎌倉市
活動内容と受賞のポイント
活動内容
57歳でアルツハイマー型認知症の診断を受けた男性と地元の認知症支援団体の代表がお互いにギターが好きなことをきっかけにフォーク・デュオ「ヒデ2(ヒデツー)」を3年前に結成。以来、神奈川県内を中心に100回を超えるライブや講演「認知症について認知症の人から学ぼう!」を続けている。活動場所は認知症カフェ、イベント会場、講演、路上など様々。レパートリーは70年代フォーク。依頼を受ければどこへでも行くという活動の原動力は、「認知症になっても、今できることを自分らしく楽しく実行する」ということ。
ヒデ2に触れた保育園児やその親世代、高齢者、医療介護職など幅広い人々から「認知症のイメージが変わった」、「元気をもらった」などの感想が多数寄せられている。最近のライブでは、メンバーの2人だけでなく他の本人や介護従事者などとのセッションも行われ、仲間の輪が広がっている。
コロナ禍が続くこれから、呼吸を合わせ互いにサポートしあいながらみんなの心に響くハーモニーを奏でる姿が、各地にも広がっていくことが期待されている。
主な活動地域|神奈川
受賞のポイント
コロナ禍が続くこれから、呼吸を合わせ互いにサポートしあいながらみんなの心に響くハーモニーを奏でる姿が、各地にも広がっていくことが期待されている。
番組での紹介
この活動はNHKの福祉番組「ハートネットTV」で紹介されました。
※NHK福祉情報サイト「ハートネット」で放送内容をまとめた記事をお読みいただけます。
記事はこちらから(NHKのサイトに移動します)
ご質問・メッセージ
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