認知症とともに生きるまち大賞

第4回 本賞受賞 (2020 年度)

楽しみながらつながる地域共生社会を目指して

ファーム・エイド東五反田

東京 ・ 品川区

 

活動内容と受賞のポイント

活動内容

地域住民(認知症の本人、障害者も)、医療、介護、学生、地元商店など様々な人たちが「楽しみながらつながり作りをする場」として2018年に立ち上げた取り組み。本人が企画段階から参画し、本人の講演会や、マルシェでの調理や物販、体験会など多彩な活動が生まれ、地域を盛り上げている。来場した本人が、自分の思いを発するきっかけにもなっている。
こうした中、グループホームで暮らす本人がかつて書道を教えることを生きがいにしてきたことがわかり、本人が入居者や地域の子どもたちに「書道教室」を開いて活躍するようになるなど、本人と地域との日常的な交流が育ってきている。

事務局|社会福祉法人新生寿会 品川区立東五反田地域密着多機能ホーム「東五反田倶楽部」
活動開始年度|2017年度
主な活動地域|東京・品川区

受賞のポイント

コロナ禍だからこそ準備過程で交流しよう!とファーム・エイド開催に踏み切り、本人同士の講演会を区のケーブルテレビで放送したり、オンラインでも発信するなど新たな連携も生まれている。「今」を「豊か」に生きることを一人ひとりが実践しながら、地域共生社会づくりが一歩一歩進んでいる。


ご質問・メッセージ

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