本賞
過疎の地で、地域共生社会の進化・深化形を創り続ける
“ごちゃまぜ・えがお”プロジェクト
大分・佐伯市
活動内容と受賞のポイント
活動内容
超高齢化と人口減少、人材不足などが深刻化するまちで、誰もが安心し、役割や生きがいを感じられる「ハートフルな地域づくり」を目標にした活動です。商店街の一角にある誰でも集える居場所「とんとんとん」と「とんとん食堂」、認知症カフェから進展した「ごちゃまぜカフェさいき」と「子育て支援室 来よ!来よ!」、空き家を活用し、暮らしづらさがある人、地域住民、移住者、多様な専門職、学生などが協働して活動する「ささえ“愛”ホーム」プロジェクトなどなど・・・。1つの活動にとどめず、多彩な活動を次々と展開してきました。在宅支援クリニックの医師が要になり、官民協働で取り組んでいます。
活動開始年度|2015年度
主な活動地域|大分県佐伯市
主な活動地域|大分県佐伯市
選考委員講評
認知症の人や暮らしづらさがある人たちが切実に求めていること・・・。それを放置せず、1つひとつ、当事者と地域の多様な人たちが知恵と力を寄せ合いながら、実現に向かって突き進んでいる点にパワーを感じます。空き家を社会資源としてとらえてスタートさせたシェアハウスプロジェクト「ささえ“愛”ホーム」では、「お出かけ・入浴支援」「ちょこっとお泊り」「帰省した家族が施設入所中の親と一緒に寝泊まり」「台風時に独居の高齢者のお泊り」などを実現させています。既存制度では対応しきれていない活動であり、地域全体の存続のための希望となる、他地域も学ぶべきことが詰まった取り組みと言えるでしょう。
番組での紹介
この活動はNHKの福祉番組「ハートネットTV」で紹介されました。
2025年1月21日放送:認知症バリアフリーのまち大集合!2025
ご質問・メッセージ
団体へのご質問があれば、メッセージをお寄せください! 仲間どうしを結び付けたり、お悩みのヒントが見つかるに手助けしたり、日本中が「認知症バリアフリーなまち」になるよう、お手伝いします!