本賞
夜でも安心して楽しく交流できる場
あざみ野オレンジバル
横浜市
活動内容と受賞のポイント
活動内容
「あざみ野オレンジバル」は、ある軽度認知障害の男性の「家族から24時間監視されて、晩酌も禁止されてしまった」という嘆きをきっかけに2019年に始まりました。横浜総合病院が企画立案、あざみ野商店会協同組合が協力をして、月に1度、認知症当事者や家族、医療・介護・福祉職、行政職など様々な立場の方が、駅前のそば屋に集まり、おいしい料理やお酒を楽しみながらにぎやかに交流する場がスタート。これまで、すでに50回以上続いています。認知症の当事者やその家族が、夜、気軽に出かけられ、集える場となっています。
活動開始年度|2019年度
主な活動地域|横浜市青葉区
主な活動地域|横浜市青葉区
選考委員講評
認知症の人だけの限定でないところがポイント。誰が参加してもよく、誰が認知症なのかもわからないけれども、そこには専門職や地域包括支援センターの人もいて安心して参加できている、という場づくりはとても参考になります。駅前なので誰でも気軽に立ち寄れ、食べたり飲んだり、しゃべったり、唄ったり・・・。よろいを脱いでみんながいっしょに楽しめる場所があることは、認知症の人や家族の人にとってどれだけ大きな安らぎと励みになっていることでしょう。この取り組みをヒントにした活動は、すでに他地域にも広がり始めていています。今後、それぞれのまちならではの「夜の楽しい集いの場」が広がってほしいな、と願います。
番組での紹介
この活動はNHKの福祉番組「ハートネットTV」で紹介されました。
2025年1月21日放送:認知症バリアフリーのまち大集合!2025
ご質問・メッセージ
団体へのご質問があれば、メッセージをお寄せください! 仲間どうしを結び付けたり、お悩みのヒントが見つかるに手助けしたり、日本中が「認知症バリアフリーなまち」になるよう、お手伝いします!