「新・介護百人一首2025 入選者のつどい」を開催しました
公開日:2026年7月7日

「介護する」「介護される」中で感じた率直な思いをうたった短歌を募集する「新・介護百人一首」。
2025年度の入選者をお招きし、6月20日、東京・世田谷区のNHK財団のオフィスで「新・介護百人一首2025 入選者のつどい」を開催しました。
この日、参加したのはオンラインを含めて24人の入選者とそのご家族、選者を務めた5人の歌人のみなさん(春日 いづみさん、桑原 正紀さん、小島 なおさん、笹 公人さん、花山 周子さん)。
それぞれの作品について、作品朗読、選者による講評の後、作者のみなさんに詠んだときの気持ちや背景などを話していただきました。
最年少の片岡 洵さんが曾祖父との思い出を詠んだ作品です。春日さんが「本当に13歳の作品かと思うほどよくできた歌。上の句と下の句の対比がみごとで、何度も目をみはって読んだ」と絶賛。小学1年生のころから短歌を始めたという片岡さんは、「おじいちゃんが短歌をがんばっているのを見て、やろうと思った」と、短歌を始めたきっかけを話してくれました。
この日参加した中で最高齢・93歳の岡本 類子さんの作品です。初めて施設で介護士にお風呂に入れてもらったときの体験を歌ったもの。
岡本さんは、「この歌が入選するとは思わなかった。みなさんの話を聴いていると深い意味があるのに、私はそのままを書いただけ」と謙遜しながら、
「これから介護士のお世話になるんだと緊張していたところ、『きれいな白髪ですね』と言ってくれたのがうれしくて」と、話してくれました。
最後に選者のみなさんから全体的な感想を伺いました。
春日さんは「介護の現場の声を聴かせてもらった。HOW TO本にはない、感情を伴った介護の実践を聞き、力をいただいた。私も母にもう少しやさしくしてあげようと思った」と、一日の感想を披露しました。

新・介護百人一首2026 募集中!
今年度も介護の短歌を募集しています。

