競技規則
最終更新:2024/9/6
赤文字:更新箇所
本競技会は、ボッチャ東京カップ 競技規則に則る。ただし、ボッチャの習熟度を考慮し、簡易化した特別ルールを併用する。
ゲーム進行や得点の数え方などの基本的なルールは、日本ボッチャ協会のWebサイト「ボッチャの試合の流れ」を参照。
1. 原則
- 競技規則を遵守し、スポーツマンシップに則り、正々堂々と戦うこと。
- 対戦するすべての参加チームに対してリスペクトの気持ちを持ち競技を行うこと。
- 競技中は、選手同士のコミュニケーション以外(監督、コーチ、アシスタントなど)の助言を受けないこと。
2. チーム編成
- 選手は、小学生(小学部)3年生から6年生までの児童4名以上、最大6名まで。通常の学級に在籍する児童と、特別支援学級または特別支援学校に在籍する児童を2名以上含むことを条件とする。(募集要項 参加資格を参照)
- 1エンドに出場する選手は3名。すべての選手が各試合の中で最低1エンドはプレーする。
- 試合当日の受付時に「通常の学級の選手と特別支援学校または特別支援学級の選手によるチーム編成」、「特別支援学校または特別支援学級の選手2名以上」という条件を満たさない場合は、試合には参加できるが当該チームの戦績は除外する。
- 受付後に、体調の変化などにより、「通常の学級の選手と特別支援学校または特別支援学級の選手によるチーム編成」という条件を満たさなくなった場合は、試合には参加できるが当該チームの戦績は除外する。
- 受付後に、体調の変化などにより、「特別支援学校または特別支援学級の選手2名以上」という条件を満たさない(特別支援学校または特別支援学級の選手が1名になった)場合は、1名の特別支援学校または特別支援学級の選手が2エンドともプレーする。
- 選手の中で1名、キャプテンを事前に決める。
- 選手の中で1名、副キャプテンを事前に決める。キャプテンが控え選手になる場合、副キャプテンがキャプテンの役割を代行する。キャプテンと副キャプテンが同時に控え選手にならないようにする。
3. ブロック予選と本戦
- 予選は東京都内の市区町村を3つのブロックに分けて実施。
- 本戦は各ブロック予選上位2チーム(計6チーム)に千葉県と新潟県からの招待2チームを加えて、8チームで実施。
- 本戦は4チームずつ、2つのグループに分けて総当たり戦を行う。総当たり戦の結果、勝ち数が並んだ場合は、得失点、総得点の順で順位を付ける。総得点も同じ場合は代表者のファイナルショットで順位を決定する。
- 本戦では各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出し、準決勝、決勝を行う。
4. コート
コートは幅6m、奥行8.5mとする。奥行は公式(12.5m)より短い。待機エリアの場所は会場により異なる。
5. ゲームの進め方
- キャプテンが先行(赤)・後攻(青)をジャンケンで決める。
- 第1エンドに参加する選手は、自分のスローイングボックスへ移動。控え選手は待機エリアに移動。監督(またはコーチ)はコートの奥に用意された椅子に移動。待機エリアは、試合会場によって場所が異なる。
コートにはボッチャボールの他、必要であれば、飲み物(水筒、ペットボトル)やタオルを持ち込める。自分の持ち物は、自分のスローイングボックスの内側に置く。試合に使わないもの(ボールケースなど)は監督(またはコーチ)が預かる。青チームのジャックボールは、審判が預かる。 - 審判員の指示に従って試合を進行する。ジャックボールはコート内のどの選手が投げてもよい。
ボールを全て投げ終えた後の得点確認は、キャプテン(または副キャプテン)が行う。 - 第1エンド終了後、第2エンドまでに1分間のインターバルを取る。この間、監督(またはコーチ)は選手とコミュニケーションを取れる。赤チームのジャックボールは、審判が預かる。
- 第2エンド終了時、得点差があれば試合終了となる。同点だった場合は、中央のクロス(十字)にジャックボールを配置し、各チーム1球ずつ投球してジャックボールにより近いボールを投球した方を勝者とする(ファイナルショット制度)。
キャプテン(または副キャプテン)がファイナルショットの投球順をジャンケンで決める。投球する選手は、コート内(2エンド目に参加した)選手とする。ただし、ボックスを変更することはできない。
6. 特別ルール
本競技会用に特別ルールが適応される。
持ち時間
各チーム持ち時間は、1エンド5分。ブロック予選では時間計測を行わないが、本戦では時間計測を行う。
反則の緩和
ブロック予選では、選手の障害の状況やボッチャの習熟度を考慮し、ボッチャ東京カップ 競技規則の違反行為を緩和する。
審判が軽微と判断した場合、罰則(ボールの除去)を科さず、注意や指導にとどめる。